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ワーグナー「ローエングリン」オペラ鑑賞 2017.3.5

こんにちは!看護師の小原です。
3月に入り、急に暖かくなりました。花粉症の方は大変な時期ですが、
病院の駐車場の隅のスズランが、段々大きくなってきて、春の準備が始まっているようです。
 
さて、今回は東京二期会によるワーグナーのオペラ「ローエングリン」を見てきました。
上野の東京都文化会館。
オーケストラは東京都交響楽団。
 
「ローエングリン」は1840年代に作られました。
無実の弟殺しの罪をきせられたエルザのもとに、エルザの夢の中に出てきた、白鳥に乗ってやって来た「白鳥の騎士」が
本当に現れ、エルザを窮地から救ってくれます。
2人は結婚することになりますが、エルザやすべての人に「白鳥の騎士」の名と素性を知られてしまうと、この地を去らなければならないというところから悲劇が始まります。
最後は、神、聖杯王パルツイファルの子「聖杯に仕える騎士」、名はローエングリンという正体が明らかになり、ローエングリンは去っていきます。その時に、白鳥の鎖をローエングリンが取ると、
行方不明で、妖術で白鳥で変えられていた弟の姿となりました。
エルザは悲しみのあまり亡くなってしまい物語は終わります。
 
皆さんもよく知っている「結婚行進曲」はこのオペラに出てくる曲です。
他にも聞くと知ってる!と耳にした曲があります。
 
今から約170年前。日本は江戸時代。
その頃に、3時間半に及ぶアリアの数々と、オーケストラの曲を描き、
この後のワーグナーのオペラ作品につながっていく部分を作っている。
ワーグナーは偉大です!
 
大好きなワーグナーのオペラな上に、今回のオケが東京都交響楽団ということで、
ティンパニー奏者の従兄弟も演奏heart04
ピットの中で姿は見えませんでしたが、しっかりと音は聴こえ、
最高に幸せな時間でした。
 
今年は、まだこの後の音楽鑑賞の予定が決まっていないのですが、
また素晴らしい音楽に出会えればと思います!